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京都が柳沢弾で首位キープ。守備陣も今季初完封と奮闘

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[5.30 ナビスコ杯GL第5節 京都1-0名古屋 西京極]

 ナビスコ杯グループリーグは30日、A組は京都サンガF.C.名古屋グランパスを1-0を下し、3連勝で首位をキープした。名古屋は勝ち点2のままでGL突破が絶望的となった。

 京都勝利の立役者はFW柳沢敦と守備陣だ。前半38分、柳沢は中央でディエゴのパスを受けて左足を一閃。前節26日の新潟戦での2得点に続く2試合連続ゴールを奪った。

 そして守備陣も奮闘。攻め込まれる時間もあったが、DF水本裕貴を中心に粘り強く守り無失点に抑えた。完封は、遅ればせながら今季公式戦16試合目で初めてのことだった。

 京都によると加藤久監督は「1点差のゲームになると読んでいました。そういう中で、こちらは、コンセプトを崩さずに90分試合ができたと思います。得点は、柳沢の素晴らしいゴールでした。選手たちは戦術的な狙いをグラウンドで表現してくれた」とエースと守備陣を称えた。

 水本裕貴は「無失点で抑えれたことは収穫です。連戦が終わって少し休めますし、しっかりコンディションを整えてFC東京戦に挑みたいです。中断明けに良い状態でリーグ戦に入るためにも次の試合も絶対に勝たなければなりません。今まで得点も取れていたし、内容が決して悪くて負けていたわけではないと思っています。結果がついてきて自信に繋がっています」と喜んだ。

(文 近藤安弘)

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