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左右両サイドで奮闘、長友「次は死に物狂いでいく」

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[6.19 W杯グループリーグE組 日本0-1オランダ ダーバンスタジアム]

 DF長友佑都がまたも“世界基準”の強さを見せた。左サイドバックで先発し、対面したのは驚異の運動量とフィジカルを誇るFWディルク・カイト。しかし、長友は一歩も引かず、自分のサイドからはほとんどピンチらしいピンチを招かなかった。

 後半立ち上がりはオランダの勢いに押し込まれたが、起点をつくられていたのは日本の右サイドで、失点も右サイドから。長友は「そういうところでは逆サイドの僕らが中に入っていかないと」と悔しそうに話していたが、個人のパフォーマンスとしてはほぼ完璧だった。

 後半27分、オランダが俊足のFWエルイェロ・エリアを左FWに投入すると、長友は右サイドバックに移ってエリアを抑えにかかった。後半40分にはそのエリアから最終ラインのギャップを突くスルーパスを出されたが、GK川島永嗣が好セーブ。リードを許してからは無尽蔵のスタミナでサイドを上下動し、後半ロスタイムには長友のアーリークロスをDF田中マルクス闘莉王が頭で落とし、FW岡崎慎司がシュートを放つという決定機も演出した。

 「やられる気はほんとにしなかったし、1対1で崩された場面もなかった。(失点してからは)相手も引いていたし、チャンスだなと思って、上がれるところはどんどん上がって。そういうのは要所要所でやれていたと思う」

 14日のカメルーン戦ではFWサミュエル・エトーを完封。この日もカイト、エリアというまたタイプの違う世界トップレベルのサイドアタッカーと互角に渡り合った。「戦い方は間違っていなかったし、下を向いている時間はない。しっかり上を向いて、次のデンマーク戦は絶対に勝ちます。死に物狂いでいきます」。日本のキーマンとなりつつある長友が24日のデンマーク戦でも“エースキラー”の本領を発揮する。

<写真>左右SBで奮闘した長友

(取材・文 西山紘平)

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