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湘南特別指定・永木、入団内定から2日でデビュー

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[7.14 J1第11節 鹿島 1-0湘南 カシマ]

 今月12日に来季の湘南ベルマーレ入団が内定したばかりのMF永木亮太が、いきなりJリーグデビューを果たした。

 現在は中央大4年生で、そもそも今月8日に特別指定選手として承認されたばかり。その後、12日に来季の入団が内定し、14日に行われた再開後のJリーグでいきなり初出場初先発を果たした。

 後半33分まで、ボランチとして出場すると、中央大で見せているようなディフェンス力の高さをアピール。その後もセカンドボールを必死に追い、大学生らしいはつらつとしたプレーをみせた。

 さぞかし、緊張したことと思われるが、湘南によると「試合の前は緊張していましたが、不思議と試合が始まると緊張しませんでした」と話す強心臓ぶり。今後の飛躍に期待を抱かせる言葉を発した。

 あまりのスピード出世に加え、相手が王者・鹿島だっただけに、気負う部分はあったようだが、試合後には「本当にすごくいい経験になりました。勝利に貢献できたらよかったのですが。勝ちたかったです」と悔しさをあらわにし、あくなき向上心をのぞかせた。

 現在大学リーグは、9月までの中断期間中。今後、永木が湘南でプレーする時間は長くなりそうだ。故障者を多数抱えるチーム状況とあって、新戦力として永木にかかる期待は大きい。チームは以前、最下位と苦しい状況にあるが、若さでチームを活性化させ、浮上の“起爆剤”になりたいところだ。

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