前節の広島戦に途中出場し、17歳208日のクラブ最年少出場記録を更新した横浜F・マリノスのFW小野裕二が24日のG大阪戦で初先発する可能性が出てきた。

　23日付の日刊スポーツによると、22日の紅白戦で主力組としてプレー。さっそくゴールも決めるなどアピールし、木村和司監督からも「体の動きがいい。もう何も教えんでもいいぐらい。点を取ってくれれば自信になるだろう」と高く評価されたという。

　小野は現役の高校3年生。昨年の高円宮杯全日本ユース選手権決勝ではハットトリックを決め、チームを優勝へ導いた。U-17日本代表にも選出されるなど将来を期待されるストライカーが大きなチャンスをつかみそうだ。

　先発となれば、クラブ最年少得点記録の更新も期待される。G大阪戦当日は17歳214日。18歳313日で初ゴールを決めたMF中村俊輔を抜く新記録誕生なるか、注目だ。

(文　片岡涼)