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ペップ、違約金覚悟でメッシ欠場を決断

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「戦えるだけのコンディションではない」

現在、アジアツアーのために韓国・ソウルに滞在中のバルセロナは、4日にKリーグ選抜との親善試合に臨む。ジョゼップ・グアルディオラ監督は前日記者会見で、FWリオネル・メッシを出場させない意向を明かした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

バルセロナは、試合を主催する韓国企業とメッシを30分以上出場させる契約を結んでおり、契約を破った場合には20万ユーロの違約金を支払わなければならない。グアルディオラ監督は、負傷のリスク回避を最優先としたようだ。

「メッシは出場しない。戦えるだけのコンディションではないんだ。疲労のためではないし、解決できる問題だ。だが、彼はまだ一回しか練習をこなしていない。負傷する可能性は十分ある。私も彼が万全な状態であったらと思うよ」

同監督は、今夏の移籍市場でアーセナルMFセスク・ファブレガスを獲得できる可能性についても言及した。

「市場は今月末に閉まる。どのようなオプションがあるか見てみよう。セスク? 私たちは彼が加入することも、残留することも否定しない。それについての動きは止まっている。何かできることがあるならば試みるが、もしなかったら諦めるさ。現在のチームは十分信じられるものだ」

また、クラブに所属するスペイン代表選手が、8月11日の国際親善試合メキシコ戦に参加しないことを望んだ。バルセロナは8月8日に中国で北京国安FCとの試合に臨むため、選手たちを代表に合流させるのが難しい状況だ。

「7人の代表選手が残ってくれることを望むよ。彼らがいなければ戦うことはできない。本当に異常なプレシーズンだ」

最後にレアル・マドリーを退団し、シャルケに加入したFWラウール・ゴンサレスについて話した。

「最も重大な移籍だろう。彼はスペインの歴史上最高の選手だ」

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