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43歳のカズが511日ぶりゴールで、最年長得点記録を更新

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[8.7 J2第21節 横浜FC2-0岡山 ニッパ球]

 カズ・ゴ~ル! 横浜FCの元日本代表FW三浦知良が岡山戦で今季初ゴールを決め、自身が持つJ2最年長得点記録を43歳5カ月12日に更新した。なおJ1の最年長得点は1994年にジーコ(鹿島)が記録した41歳3カ月12日となっている。

 後半44分に途中出場し、ロスタイムも3分を迎えたころだった。岡山側がDFラインでバックパスをミスし、これをPA内でカズが拾ってGKとの1対1から左足できっちり決めた。

 2009年3月14日の熊本戦以来となる511日ぶりのゴールで、最年長記録を更新するとともに、Jリーグ発足から18年連続で得点を記録した。カズは試合後のヒーローインタビューで「ラッキーな形でしたね。相手のDFがパスをくれたんで、落ち着いて決めることができました。気持ちいですね。ホームで入れられて幸せです」と笑みをこぼした。

 43歳5カ月12日での“ゴールの味”については「歳のことは、自分でも自覚しておりますんで(笑)。43歳のこの年でもみんなに支えられて、きょうゴールができて、幸せだなと感じています」と感慨深げに話しながらも、「(J1昇格の)3位以内の順位にいけるよう、またあしたからやっていきたい」と悲願のJ1復帰に向け、強い決意を示した。キング・カズの伝説はまだまだ続きそうだ。

カズとJの歴史を振り返ろう!

(文 近藤安弘)

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