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清水vs鹿島 試合後の選手コメント

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[8.7 J1第17節 清水2-1鹿島 アウスタ]

 J1第17節は7日、各地で6試合を行い、アウトソーシングスタジアム日本平では2位清水エスパルスと首位鹿島アントラーズが激突した。清水は前半37分にMF藤本淳吾のPKで先制すると、鹿島も後半13分にFW興梠慎三のゴールで追い付いたが、同29分に途中出場のMF枝村匠馬が決勝点。清水が2-1で競り勝ち、3週間ぶりに首位に返り咲くとともに、前半戦を首位で折り返した。
以下、試合後の選手コメント

<清水>
●MF枝村匠馬
「大事な試合だった。入りもよかったし、いい試合だったと思う。得点を狙っていけとは言われていた。最初のチャンスで入ってよかった。形はできていたので、あとはフィニッシュのところだけだった。ほんとラッキーだった。ラッキーな形とはいえ、勝利につながったので、これからもやっていきたい」
―これで首位に立ったが?
「まだ半分。まだまだこれから勝ち点を伸ばしていきたい。いい勝ち方だったので、波に乗っていければ」
―得点シーンでは一度はたいたあとにゴール前に詰めた。
「そこは自分の特長だと思うので。抜け出す動きが最初のプレーに出せてよかった。両チームとも運動量が落ちていたし、そういう動きはマークしづらい。ああいう動きをして、かき回そうかなと思っていた。オカ(岡崎)の落としがよかった。普通にシュートを打ちたかったけど…。よかったです」
―今季は股関節痛に苦しんだが?
「ケガはしょうがないし、割り切りながらやっていた。これが自分の勢いになってくれれば」

●FW藤本淳吾
「勝つことだけを考えて1週間練習してきたし、勝つことしか考えていなかった」
―3戦連発となったが?
「PKだったんで、落ち着いて蹴ることができた」
―これで8得点。
「一応の設定まで、あと2点なので。監督からは“15点はいけるな”って言われたけど。とりあえず、いけるところまで。まだ半分あるので」
―首位で折り返したが?
「夏の合宿でいっぱい走らされて、その疲れが抜けて、いい感じで来ている。まだあと10何試合もある。ずっと首位にいられればいいけど、1試合1試合難しい試合がある。そこで勝ち切れるかどうか。鹿島に勝ったからといって、もちろん自信は大事だけど、反省するところは反省していきたい」

●MF本田拓也
「首位対決で、勝った方が首位という試合。2位の僕たちの方が気持ちの面で上回っていたかなと思う。周りがあまり見えてなかったから、守備で頑張ろうと思っていた。そこで貢献できたのはよかった。鹿島は攻撃力が高いし、前の選手も怖い。うちはチーム全体で守って攻めてというのがよくできたから、勝てたんじゃないかなと思う」
―次節に向けては?
「しっかり休んで、勝つことを考えていい1週間を送りたい」

<鹿島>
●FW興梠慎三
「すごい疲れた。久しぶりに動いた感じ」
―得点の場面は?
「オフサイドっぽかったけど、打っちゃえという感じで打った」

●MF本山雅志
「真ん中は敵が多かったので、サイドに散らすこと、ボールを回すことを意識した。あとはロングシュートを打ちたいなと思っていたけど、打つチャンスがなかった。スルーパスを通してからあと1手があれば、シュートまでいけたと思う。相手もよかったし、こういう結果はしょうがない。まだコンディションは悪い。今は20分ぐらいの出場だけど、どんどん上げていきたい」

●DF岩政大樹
―PKになったハンドの場面は?
「ヨンセンのシュートブロックに行くつもりだった。故意ではないけど、PKを取られたのは事実だし、責任は感じている」
―リーグ戦も折り返しとなったが?
「悪くないと思うし、今日の結果を考えなければ、ACLも戦いながらの前半戦の結果は全然悪くない。でも今は今日負けたこと、今日やられたことに意識を持って、修正していきたい」

(取材・文 西山紘平)

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