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バルベルデ氏の可能性消滅で次期日本代表監督選考難航か

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 日本代表の次期監督選考が難航している。9日のスポーツ新聞各紙の報道によると、日本サッカー協会の大仁邦弥副会長が8日、「本格的な交渉はしているが、時間がかかりそう」と示唆した模様。最終候補の1人とみられた元ビジャレアル監督のエルネスト・バルベルデ氏がオリンピアコス(ギリシャ)監督復帰で合意したと報じられていることもあり、週明け早々と予想された契約合意が難しい状況に陥っているようだ。

 日本サッカー協会の小倉純二新会長は2日に「候補は3人に絞られた」と語っていたが、有力候補のひとりの可能性が消えた形。15日までの決定についても大仁副会長は「分からない」と話しているというだけに、元オランダ代表監督のマルコ・ファン・バステン氏やサラゴサ、ベティス、ポルトなどで監督を歴任したビクトル・フェルナンデス氏ら候補として報じられている次期指揮官候補との交渉が、今後長期化することも十分にありうる。

(文 吉田太郎)

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