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前川崎F監督の関塚氏、A代表コーチ&五輪代表監督に内定か

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 前川崎フロンターレ監督の関塚隆氏が、日本代表コーチ兼ロンドン五輪代表監督に就任することが内定したと、11日付のスポーツ報知が伝えている。

 日本代表監督は、外国人監督とし、現在、スペイン人のビクトル・フェルナンデス氏と最終交渉を行っている模様だが、日本サッカー協会は、コーチ陣の一人に、継続性や選手とのパイプ役、また指導者育成などを考え、日本人の入閣を決定。そこで川崎Fを強豪に育て、鹿島ではジーコ、トニーニョ・セレーゾの下でコーチを務めた関塚氏に打診した。

 監督もコーチも経験している関塚氏なら、ロンドン五輪代表監督とA代表コーチの兼務は問題なくできそう。これにより、日本協会が目指しているA代表とアンダー世代の融合も、比較的に容易となる。日本協会は当初、A代表監督に五輪代表監督も兼務させるプランを持っていたが、さまざまな事情で断念したようだ。

 最近では反町康治現湘南監督が、2007年途中までA代表コーチ兼北京五輪代表監督を務めていたが、その際に数選手がA代表に昇格し、若手の底上げにつながっていた。2014年ブラジルW杯を考えた場合、兼任はふさわしいプランだといえる。

 なお、スポーツ報知では、万が一、次期日本代表監督との契約が遅れた場合、9月4日の国際親善試合パラグアイ戦は、関塚氏が代行監督を務める可能性が高いとしてる。

(文 近藤安弘)

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