起用法への不満から11、12日の練習参加を拒否した川崎フロンターレのFWレナチーニョが13日、5日ぶりに姿を現し、チームメイトに謝罪した。14日付のスポーツニッポンによると、「してはいけないことをしてしまった」と反省。クラブ側は「それなりの額の罰金を科しました」とし、推定100万円の罰金は徴収し次第、選手会費に納められるという。

　レナチーニョは1日の仙台戦、8日のC大阪戦でベンチスタートとなり、C大阪戦では出番なし。こうした起用法に不満を示し、オフ明けから練習に参加せず、移籍を志願していた。

　この日はグラウンドで別メニューのランニングを行ったが、チームに残るか移籍するかについては「落ち着いて考えたい。デリケートなことなので……」と言葉を濁しているという。

(文　西山紘平)