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新監督問題、交渉難航でパラグアイ戦は代行監督が濃厚に

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 日本サッカー協会の大仁邦弥副会長が14日、次期日本代表監督との契約交渉が遅れており、9月4日のパラグアイ戦(日産ス)は代行監督が指揮を執る可能性が高くなったことを明らかにした。スポーツ各紙のweb版が報じている。

 現在、外国人に絞って次期監督候補と交渉中で、報道では、スペイン人のビクトル・フェルナンデス氏を筆頭に、元マジョルカ監督のグレゴリオ・マンサーノ氏らと交渉している模様。だが、海外で詰めの交渉に当たっている原博実技術委員長から13日夜に連絡が入り「まだ時間がかかりそう」と話したという。

 正式決定は当初予定した15日前後から、22日以降にずれ込みそうだという。遅くなると、ビザ取得に時間がかかるため、4日のパラグアイ戦に間に合わなくなる。遅れている理由は明らかになっていないが、新監督には、日本人をコーチに起用することが契約の条件に入っており、これが交渉難航の理由の一つと考えられる。日本人コーチ候補には前川崎F監督の関塚隆氏の名前が挙がっている。16日にも小倉純二会長と協議し、対策を講じるようだ。

(文 近藤安弘)

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