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京都は14試合連続白星無し、未だ秋田監督就任後、初得点挙げられず

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[8.15 J1第18節 京都0-1C大阪 西京極]

 京都サンガF.C.がホームでセレッソ大阪に0-1で敗れた。これで実に14試合連続未勝利。加えて6試合連続無得点という厳しい結果になってしまった。

 3月27日の磐田戦(2-1)以来となる勝利を目指したこの試合、秋田豊監督は前節・新潟戦を負傷欠場したMF安藤淳を先発復帰させ、また最終ラインでは、韓国代表として11日のナイジェリア代表戦に出場したDF郭泰輝からDF森下俊へと先発を変更した。

 メンバー変更が功を奏したか、G大阪戦(7月14日)の後半17分にMF角田誠が決めたゴールを最後に480分間近く得点のなかった京都だが序盤、積極的な攻撃からリズムをつかむ。だが前半23分にはDF中村太亮がドリブル突破から2人を交わしてシュートを狙ったものの、これは惜しくも枠外へ。同34分にはフリーのMF加藤弘堅が強烈なグラウンダーのシュートを放ったが、C大阪GK松井謙弥に阻まれてしまう。

 いい流れの中で試合を進めながらも、得点を奪えないまま迎えた後半。京都はバイタルエリアでの守備に甘さが出てしまい、C大阪のMF乾貴士やFW家長昭博に自由に持たれると後半34分、家長にゴールを許し、痛恨の失点を喫してしまう。その後も何とか敵陣へと攻め込んだが同点ゴールを奪うことは出来ず、試合は0-1で終了した。

 これで6連敗。苦しい状況の続く京都だが、次節はさらにチームの主軸であるFWディエゴが出場停止となる。ただ、試合後に秋田監督は「何かきっかけがあれば変われるはず」と話した。エースの不在というピンチを『きっかけ』に、次節・湘南戦こそ勝ち点3獲得を果たす。

(文 片岡涼)

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