beacon

5戦連発!“神がかった”橋本、G大阪救う同点弾

このエントリーをはてなブックマークに追加
[8.17 J1第19節 G大阪 1-1 鹿島 万博]

 “意外な”男が連続試合ゴールをまた伸ばした。試合後にガンバ大阪西野朗監督が「まだまだ神がかっているというか、いま自分の力を引き出せている」(G大阪公式サイトより)と評価したMF橋本英郎だ。

 これで5戦連発となるゴールが生まれたのは0-1とリードされた後半45分。G大阪は途中出場のFW宇佐美貴史の左クロスを同じく途中出場のFWチョ・ジェジンが体を投げ出すかのようなポストプレーで中央へと折り返す。これを背番号27が右足ダイレクトボレーで合わせると、シュートは10人で粘り強い守りを続けていた鹿島ゴールをついに破った。

 昨シーズンのリーグ戦4ゴールがキャリア最多の数字で、08年はノーゴールだった橋本の連続試合ゴール。サンケイスポーツweb版によると劇的な同点弾について「ボールがくるんじゃないかという思いがあった。当たりそこないだったけど、コースがよかった」と振り返った橋本は次節の首位・名古屋戦へ向けて「1試合で2ゴールとか、貪欲に考えていきたい」。乗りに乗っている“ゴールハンター”は5戦連発も、自己最多のシーズン6得点へ伸ばした数字でも、まだまだ満足していない。次節、首位からのゴールでチームに勝ち点3をもたらす。

(文 吉田太郎)

TOP