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メッシのハットでバルサがまず一冠!!

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8月21日、スペイン・カンプノウで行われたスペインスーパーカップ(スーペルコパ)の第2戦は、ホームのバルセロナがリオネル・メッシのハットトリックなどで4-0とセビージャを圧倒。1-3という第1戦での2点差のビハインドを跳ね返し、今季国内ひとつ目のタイトルを獲得した。

第1戦、国際Aマッチに出場した主力を休ませたツケでセビージャに1-3と敗れていたバルセロナ。怪我明けのアンドレス・イニエスタカルレス・プジョル、新加入のダビド・ビジャをベンチに座らせたものの、他はほぼベストの布陣で試合に臨んだ。逆にセビージャは18日のCLプレーオフでブラガに敗れたために第2戦に向けてルイス・ファビアーノフレデリック・カヌーテ、ファジオを温存したが、これが裏目に出る。

セビージャは前線でボールが収まらず、DFでは普段SBをつとめるアブドゥライ・コンコを中央で使った影響かマークのずれが頻繁におこり、それが勝敗に大きく響いてしまった。前半14分にそのコンコのオウンゴールで2試合合計1点差となってしまう。バルセロナは24分にシャビ・エルナンデスからのスルーパスを受けたメッシがゴールを挙げて2試合合計3-3のタイに戻すと、終了間際の44分にまたもメッシがゴール。前半のうちに逆転に成功する。

後半になってややセビージャが持ち直すものの、57分にイニエスタ、ビジャが交替で出てきてからはバルセロナの独壇場、ほぼハーフコートで試合が進む。1点をとってなんとか延長に持ち込みたかったセビージャだったが、90分、メッシがハットトリックとなる3点目を挙げて勝負を決めた。

移籍も噂されるズラタン・イブラヒモビッチの処遇といくつかのポジションの選手獲得に問題を残すものの現時点では高い完成度を見せたバルセロナ。幸先よく1冠目を獲得した今季、どこまでタイトル数を延ばすのか注目だ。

<写真>スーパーカップを制したバルセロナ
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