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ドルトムントの香川、フル出場でリーグデビューもチームは敗戦

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 MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)は22日、ブンデスリーガ第1節レバークーゼン戦を行い、試合は0-2で敗れた。

 今夏からドルトムントに加入し、すでにELなどでゴールも決めている香川は、パラグアイ代表FWルーカス・バリオスを頂点とする4-2-3-1のトップ下で先発した。対するレバークーゼンはドイツ代表FWシュテファン・キースリンクとスイス代表FWエレン・デルディヨクが2トップの4-4-2で試合に臨んだ。

 序盤から積極的なプレーでレバークーゼン陣営に入り込む香川。10分には早くも折り返しに反応してゴール前に迫るが、レバークーゼンのドイツ代表GKレネ・アドラーに防がれてシュートは打てず。逆にドルトムントは19分にMFトランクイロ・バルネッタにゴールを許すと、同22分にはレナト・アウグストにもゴールを許し、前半で2点のビハインドを負ってしまう。

 後半に入っても積極的な香川はミドルシュートでゴールを襲うが、ここでもアドラーにブロックされてしまう。さらに香川が右斜め45度の位置で倒されて得たFKをヌリ・サヒンが直接狙うが、これもアドラーがファインセーブ。ゴールがほしいドルトムントのユルゲン・クロップ監督は、後半18分にMFセバスティアン・ケールに代えてFWロベルト・レバンドフスキを、同22分にはFWケビン・グロスクロイツに代えてMFルカシュ・ピズチェクを、さらに同32分にはDFのパトリック・オボモイェラに代えてブルガリア代表FWディミタル・ランゲロフと、次々と攻撃的な選手を投入。しかしレバークーゼンはGKアドラー、DFサミ・ヒーピアらが好守を見せ、ゴールを割らせない。

 結局試合はこのまま2-0でアウェーのレバークーゼンが勝利。香川は先発フル出場で好プレーも見せたが、ゴールに絡むことはできなかった。なお、今夏チェルシーからレバークーゼンへと復帰したMFミヒャエル・バラックもフル出場を果たしている。

<写真>レバークーゼン戦で激しプレッシャーにあう香川。チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(中央)と何度も交錯した

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