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北九州の大島が古巣相手にクラブ初のハットトリック!

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[8.22 J2第23節 徳島4-4北九州 鳴門大塚]

 ギラヴァンツ北九州のFW大島康明が古巣の徳島戦で、クラブとしてJ昇格後初となるハットトリックを達成した。2点ビハインドという苦しい試合展開から一時は逆転に成功する勢いを呼び込み、4-4の引き分けに貢献した。

 0-2の後半9分に反撃ののろしを上げるヘディングシュートを決めると、大島が一気に勢いに乗った。1-3の後半21分にはゴール中央で右足を振り抜いて“再追撃弾”を決めると、その3分後には3-3の同点に追いつくヘディング弾を見舞った。

 その後、後半29分にFWレオナルドが移籍後初ゴールを決めて4-3逆転に成功したが、土壇場で追いつかれて、J2ワースト3位となる19試合連続勝ち星なしとなった。それでも、大島のハットトリックがなかったら敗れていた可能性が高いだけに、大きな仕事となった。

 後半だけで3得点を奪ったことについて、徳島新聞によると、大島は「徳島の選手から前半ほどのプレッシャーを感じず、スペースをつくれた。ゴール前で仕事をするしかないと思った」と笑顔を見せたという。これで今季通算6ゴールとし、「二桁得点が目標なので、あと4点取れるよう頑張る」と意気込み、最下位脱出に向けゴール前で仕事をすることを誓った。

(文 近藤安弘)

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