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次期代表監督候補に元PSV、バレンシア監督のクーマン氏が浮上

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 次期日本代表監督の後任候補としてオランダ人のロナルド・クーマン氏(47)が挙がっていることが分かった、と26日付のスポーツ報知が伝えている。

 原博実・強化担当技術委員長は最終回答を待っている候補者が3人であることを明らかにしており、同紙によると、その中でもクーマン氏が高く評価されているという。

 元オランダ代表DFのクーマン氏は現役時代、PSV(オランダ)やバルセロナ(スペイン)などで活躍。バルセロナではリーグ4連覇、史上初の欧州CL優勝に貢献し、オランダ代表としても88年の欧州選手権に優勝、90年、94年のW杯にも出場した。

 97年に現役引退後はフィテッセ(オランダ)、アヤックス(オランダ)、ベンフィカ(ポルトガル)、PSV、バレンシア(スペイン)、AZ(オランダ)の監督を歴任。4-3-3の攻撃的サッカーを志向し、ベンフィカでは05-06シーズンに欧州CLでベスト8に進出した。PSV監督就任1年目の06-07シーズンにはオランダリーグを制覇。しかし、07-08シーズン途中から監督を務めたバレンシアでは主力選手との対立もあって思うような結果を残せず、約半年で解任され、09-10シーズンから就任したAZでも、成績不振により09年12月に解任されている。

(文 西山紘平)

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