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レアル移籍のドイツ代表MFケディラ、なんと第3GKに!?

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 シュツットガルト(ドイツ)から今季R・マドリー(スペイン)に移籍したドイツ代表MFサミ・ケディラが、ジョゼ・モウリーニョ監督からあまりにも衝撃な課題をつきつけられた。ドイツ・ビルト紙がこう報じている。

「ケディラ、第3GKに!」

 ケディラはまだ若いがドイツ代表MFとして2010年W杯にも出場。将来を期待されているボランチで、そのためにレアルも獲得したはずであるが……同紙はこう続ける。
「まったくの冗談でなく、すでにケディラ用のGKグローブが用意されている」

 なぜ名将モウリーニョ監督はこのような役割をケディラに与えるのか?同紙では、「もし試合中に、二人のGKが怪我をしたら、ケディラがゴールを守ることになる。そういう理由から、ケディラにGKトレーニングを課したんだ」というモウリーニョ監督のコメントを伝えている。

 たしかにGKふたりが故障をすればフィールドプレイヤーの誰かがゴールマウスを守らなければいけない。さすがは名将モウリーニョ、準備にも余念がないというべきなのかどうなのか……。

 ちなみにレアルのレギュラーGKは言わずとしれた世界最高のGKイケル・カシージャス。第2GKにはベテランの名手イェルジー・ドデゥクが控え、23歳のスペイン人GKアダンも登録されている。はたして「GKケディラ」の出番はあるのか?

(文 福岡正高)

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