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8月唯一の無敗!2位・C大阪が4連勝

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[8.28 J1第21節 C大阪 2-0 大宮 金鳥スタ]

 J1で2位のセレッソ大阪は28日、J1第21節で大宮アルディージャと対戦し、2-0で快勝。今季初の4連勝を達成した。

 先制ゴールは素晴らしいカウンターアタックから生まれた。前半23分、C大阪は相手の縦パスをカットしたCB上本大海がそのままオーバーラップ。FWアドリアーノとのワンツーで左サイドを抜け出す。そして上本のクロスをゴール前まで走りこんでいたアドリアーノがファーサイドで折り返すと、中央のMF清武弘嗣が豪快に右足で蹴り込み、先制点を奪った。

 後半立ち上がりに退場者を出した大宮に対し、流れるような攻撃で先制点を奪ったC大阪は別格のボールキープを見せるMF家長昭博のパス出しや日本代表に選出されたMF乾貴士の個人技から再三決定機を迎える。そして後半33分、後方の味方へボールを戻そうとした大宮MF李浩が不用意なバックヘッド。これをカットしたアドリアーノが右足シュートをゴール右隅へ流し込み勝負を決定付けた。

 C大阪は今季初の4連勝。8月をリーグ唯一の無敗で乗り越えた。快勝劇についてレヴィー・クルピ監督も試合結果については納得していたが、内容については不満げ。試合後のインタビューでは「勝つべくして勝ったと思うが、いいサッカーが本当にできたかというとそうではない。上位に食いつくためにはミスの数を限りなく少なくすること、そして取りこぼしを少なくしないといけない」と引き締めていた。

(文 吉田太郎)

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