新潟がフライブルク移籍の矢野からのメッセージを発表
アルビレックス新潟は28日、ブンデスリーガのフライブルクへの完全移籍が決まったFW矢野貴章がこのまま日本に戻らず、フライブルクのチームに合流することになったと発表した。
矢野は26日に契約交渉のため日本を出発。27日にフライブルクが正式契約を結んだと発表していた。
以下、新潟公式サイトより矢野のコメント
「今回ドイツ・ブンデスリーガ1部のSCフライブルクに移籍することが正式に決まりました。
移籍期限が8月末という決まりがあって、1分、1秒でも早くドイツに来なければならなく、ご報告が遅くなってしまいました。突然のことで、多くの方に心配をかけてしまったことを申し訳なく思っています。
海外に移籍することはプロになったときからの夢でした。それを実現させるためにプレーしてきましたが、世界で戦うということは簡単なことではない、と感じることが多くなってきていました。
特に、今回のW杯に出場して、自分は、このままではダメだと感じました。
ここで勝つには何をしなければいけないのか? また4年後、世界で戦う舞台に戻ってくるにはどうすればいいのか? と考えたときに、厳しい環境に身を置き、自分自身追い込んで、選手としても、人間としても成長しなければいけないと思いました。
とはいえ、この決断は、本当に難しいものでした。自分がサッカー選手としてプレーすることができ、今日こうやって報告できるのは、アルビレックス新潟の全てのスタッフ、チームメイト、そして、何よりもサポーターの皆さんのおかげです。すべてが家族のように温かく、嬉しいときも辛いときも、ずっと皆さんに支えられてきました。
そんな大好きなチームを離れることは、本当に、本当に辛い気持ちです。
『初めてビッグスワンのピッチに立ったときのサポーターのパワー』
『なかなかゴールできず、やっと決めたアウェー甲府戦』
『最終戦で勝利し、残留を決めたガンバ戦』
『スタンドに人文字でハートの中に‘11’と描かれたこと』
『約1年ぶりにホーム、ビッグスワンで勝った横浜戦』
『アルビレックス新潟の選手としてW杯南アフリカ大会のメンバーに選ばれた5月10日』
すべて皆と一緒につくってきた、忘れることのできない大切な思い出ばかりです。
皆が応援してくれたから、最後まで走ることができた。皆の声援があったから、いつも最後まで諦めず戦えた。
これからも自分らしく“がむしゃらにひたむき”に、一歩一歩前に進んでいきます。
そんな自分を、これからも応援してもらい、皆さんと一緒に前に進んでいきたいと思います。
‘ありがとう’という言葉ではあまりにも短かくて、感謝の気持を表現しきることが難しいですが、本当にありがとうございました。
新しいスタートラインに立った今、夢に向けてチャレンジしていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。
矢野 貴章」
(文 西山紘平)
矢野は26日に契約交渉のため日本を出発。27日にフライブルクが正式契約を結んだと発表していた。
以下、新潟公式サイトより矢野のコメント
「今回ドイツ・ブンデスリーガ1部のSCフライブルクに移籍することが正式に決まりました。
移籍期限が8月末という決まりがあって、1分、1秒でも早くドイツに来なければならなく、ご報告が遅くなってしまいました。突然のことで、多くの方に心配をかけてしまったことを申し訳なく思っています。
海外に移籍することはプロになったときからの夢でした。それを実現させるためにプレーしてきましたが、世界で戦うということは簡単なことではない、と感じることが多くなってきていました。
特に、今回のW杯に出場して、自分は、このままではダメだと感じました。
ここで勝つには何をしなければいけないのか? また4年後、世界で戦う舞台に戻ってくるにはどうすればいいのか? と考えたときに、厳しい環境に身を置き、自分自身追い込んで、選手としても、人間としても成長しなければいけないと思いました。
とはいえ、この決断は、本当に難しいものでした。自分がサッカー選手としてプレーすることができ、今日こうやって報告できるのは、アルビレックス新潟の全てのスタッフ、チームメイト、そして、何よりもサポーターの皆さんのおかげです。すべてが家族のように温かく、嬉しいときも辛いときも、ずっと皆さんに支えられてきました。
そんな大好きなチームを離れることは、本当に、本当に辛い気持ちです。
『初めてビッグスワンのピッチに立ったときのサポーターのパワー』
『なかなかゴールできず、やっと決めたアウェー甲府戦』
『最終戦で勝利し、残留を決めたガンバ戦』
『スタンドに人文字でハートの中に‘11’と描かれたこと』
『約1年ぶりにホーム、ビッグスワンで勝った横浜戦』
『アルビレックス新潟の選手としてW杯南アフリカ大会のメンバーに選ばれた5月10日』
すべて皆と一緒につくってきた、忘れることのできない大切な思い出ばかりです。
皆が応援してくれたから、最後まで走ることができた。皆の声援があったから、いつも最後まで諦めず戦えた。
これからも自分らしく“がむしゃらにひたむき”に、一歩一歩前に進んでいきます。
そんな自分を、これからも応援してもらい、皆さんと一緒に前に進んでいきたいと思います。
‘ありがとう’という言葉ではあまりにも短かくて、感謝の気持を表現しきることが難しいですが、本当にありがとうございました。
新しいスタートラインに立った今、夢に向けてチャレンジしていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。
矢野 貴章」
(文 西山紘平)