浦和レッズは13日、来シーズンの新加入選手として、前橋育英高(群馬)のU-19日本代表MF小島秀仁主将(3年)の加入が内定した、と発表した。

　栃木県下都賀郡野木町出身の小島はヴェルディSS小山を経て前橋育英高でプレー。長短自在のパスを操るゲームメーカーとして昨年の全国高校総体優勝に貢献した。
　また年代別日本代表としても活躍し、昨秋ナイジェリアで行われたU-17W杯では3試合に出場し、優勝したスイスからゴールも奪っている。現在は10月に中国で行われるAFC U-19選手権(アジアユース)優勝を目指すU-19日本代表に継続的に招集されており、JAPANとしても期待されるMFの進路は注目を集めていた。

　小島はクラブを通じて「子供の頃からプロになるのが夢だったので、その夢がひとつ叶ってとてもうれしい気持ちです。ここで安心しないで、その上を目指し、レッズでレギュラーになれるように頑張っていきたいと思います」とコメントしている。

以下、クラブ発表の小島プロフィール

小島秀仁(こじま　しゅうと)

■生年月日:
1992年7月30日生まれ(18才)

■出身地:
栃木県下都賀郡野木町出身

■ポジション:
MF

■身長/体重
178cm/65kg

■サッカー歴:
佐川野FCJパワーズ(栃木県)→ヴェルディSS小山→前橋育英高校

■主な戦績等:
2009年:全国高校総体優勝
FIFA U-17ワールドカップ2009ナイジェリア大会 U-17日本代表　3試合出場1得点
2010年:U-19日本代表候補

■プレーの特徴:
視野が広く長短のパスを使ってゲームを作ることができ、また、2列目からの飛び出しで積極的にゴールを狙う

(文　吉田太郎)