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ザック監督、各クラブに練習視察を直接要請。23日はJ2視察も

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 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が22日、Jリーグの各クラブが参加する強化担当者会議に顔を出した。報道各紙によると、代表への招集協力を求めると共に、「私自身、もしくは我々のテクニカルスタッフがクラブの練習を視察することはできないでしょうか」と自ら練習視察をお願いしたという。

 ザック監督は先日の再来日時、新戦力の発掘のためJリーグ試合視察はもちろん、練習視察を示唆していたが、各クラブの強化担当者を前に実際に“頭を下げた”形。クラブ側は快諾したそうで、原博実強化担当技術委員長によると、10月のアルゼンチン、韓国の2連戦終、指揮官本人やスタッフが出向くという。

 試合に関しては23日はJ2・柏-札幌を視察する予定。カテゴリー問わず自らの目で見る。まさに精力的に動き、新戦力を探すわけだ。会議後に記者団の取材に応じたザッケローニ監督は「クラブと代表が互いに歩み寄り、ベストの選択をしていければよい。14年ブラジルW杯に向けてやっていきたい」と強い決意を明かしている。

(文 近藤安弘)

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