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U-19日本代表、12人のみでの最終合宿スタート

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 11年U-20W杯の出場権をかけたAFC U-19選手権(10月4日初戦、中国)に出場するU-19日本代表が24日から静岡県内で最終合宿をスタート。25日は午前午後の2部練習を行った。

 25日に行われた浦和対新潟戦(埼玉)で先発フル出場したMF酒井高徳とMF加藤大(ともに新潟)と途中出場したDF岡本拓也(浦和)、そして川崎F対G大阪戦(等々力)で先発したFW宇佐美貴史(G大阪)ら週末のJリーグに先発・ベンチ入り予定の11人がまだ未合流。そのためこの日の練習は、MF風間宏希(ロウレターノ)とFW指宿洋史(CEサバデルFC)の海外組2人ら12人のみ(GK3人含む)で開催された。

 フィールドプレーヤー9名のみという限られたものとなったが、その9人を各ポジションに配置してのトレーニングでは、最終ライン左サイドから一発のパスで右サイドを突いてラストパスにFWが飛び込むという形や、2列目から持ち込んでのミドルシュートなど織り交ぜられたメニューを選手たちは効率よくこなしていた。

 主将のMF六平光成(中央大)は「いつもとそれほど変わらないんですが、それでもいつもと違う。みんな『これからいくんだ』と感じさせるものがある。集中しているし、雰囲気がいい」。メンバーが揃うのはこれからだが、決戦へ向けて緊張感高いトレーニングが行われている。

 あす26日には清水エスパルスとの練習試合が行われる。J2出場予定選手は欠場するが、J1に出場した選手、ベンチ入りした選手たちは今晩中に合流する予定で、不出場だった選手ならびに出場時間の短かった選手は練習試合にも出場する模様だ。大会前最後の実戦。チームのモチベーションはさらに引き上げられるはずだ。

(取材・文 吉田太郎)

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