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新潟が明治大のU-21日本代表DF丸山の獲得に乗り出す

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 アルビレックス新潟が明治大のU-21日本代表DF丸山祐市(3年=國學院久我山高)の獲得に乗り出していることが明らかになった。明治大の神川明彦監督が「新潟からは正式な話が来ている」と、まだ3年生の丸山に対し正式なオファーが届いていることを認めた。

 ただ、丸山本人は「新潟から話はもらっているんですが、大学出でもプロですぐに通用している人は少ないので、自分も自信が付くまではまだ(プロになることは)考えていないです」と話しており、進路について悩んでいる段階のようだ。

 6~8日の3日間は横浜F・マリノスの練習に参加することも決まっている。今年2月に続く2度目の参加で、「中村俊輔さんに会えるのが楽しみ」と話す一方、本来は5日から参加予定だったが、就職活動の学内セミナーが同日に行われるため、そちらを優先し、練習参加期間を1日短縮した。

 國學院久我山高出身の丸山はサッカー推薦ではなく、一般受験で明治大に進学。入学後、徐々に頭角を現し、今季は明治大のCBとしてレギュラーの座をつかみ、チームの首位独走に大きく貢献している。その活躍が評価され、11月のアジア競技大会に出場するU-21日本代表にも選出された。

 本人はまだプロ入りの決断を下していないものの、正確な左足を持つ183cmの大型CBとしてJクラブから熱視線を送られる大学3年生をめぐっては、今後、激しい争奪戦が繰り広げられそうだ。

(取材・文 片岡涼)

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