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日本代表新エース香川真司にゲキサカ独占インタビュー!!「香川が明かした、ドイツで輝いているワケ」

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 今夏、セレッソ大阪からかつて欧州チャンピオンズリーグ制覇も成し遂げているドイツの名門・ドルトムントへ移籍した日本代表MF香川真司。欧州でほぼ無名だった21歳のアタッカーは、ドルトムントでの公式戦デビュー戦となるUEFAヨーロッパリーグ予選プレーオフの第1戦で2ゴールを奪う衝撃的なデビューを果たすと、ブンデスリーガでは4ゴールをあげてチームの6連勝に貢献するなど、ドイツのサッカーシーンで最注目の若手選手として熱視線を浴びている。
 地元紙からは「神童」やチェコ代表の名手からもじって「アジアのロシツキー」と賞賛されている香川。その香川がブンデスリーガ6連勝を達成したバイエルン戦(10月3日)直後、アルゼンチン代表戦(8日、埼玉)を控えた日本代表合宿合流前にゲキサカの独占インタビューに応えてくれた。

 香川自身が明かした「ドイツで輝いているワケ」。ドイツでの大活躍の理由や驚き、「速さ」をもたらしている武器、アディダス社製のスパイク「F 50 adizero(エフフィフティ アディゼロ)」について、またゲキサカ読者へ向けたコメントも。日本代表の新エースが語った今の言葉、お楽しみください。

―今シーズン、大成功となったドイツへの移籍。決断した理由、そして現在重要視していることとは?
「自分自身ワールドカップで悔しい思いをしたこともあり、世界レベルのサッカーをいち早く体験したかったです。自分自身は考えながら、どのようなプレーをするか? を重点的にいち早くドイツの環境になれる事を重要視してプレーしています」

―ドイツで感じている自身の強みとは?
「前を向いたときの一瞬のスピードやファーストタッチにこだわってプレーしています。リーグもまだまだ長いので年間を通してしっかりとプレーできる選手でありたいです」

―実際ドイツにわたり影響を受けた選手はいますか?
「今節試合をしたバイエルンの(トーマス)ミュラーなど同年代なのにワールドカップでも活躍した選手なので、負けたくないという気持ちは試合をしている中ではありましたね」
 
―ドイツでかけられて一番うれしかったことばは?
「かけられたという表現ではありませんが、ドルトムントサポーターの KAGAWAコールと、交代をするときにサポーターが総立ちで受ける拍手は非常にありがたいですね!」

―ドイツと日本で一番違いを感じた部分とは?
「サッカーの文化ですね。試合日になるとドルトムントの町中のいたるところにユニホームを着たサポーター姿が見えたり、AWAYに試合に行くために臨時列車がでたりと、サッカー文化の違いを感じます」

―香川選手はアディダス社の「F50 adizero(エフフィフティ アディゼロ)」を使用されています。「BE FASTER〈速くあれ〉」のコンセプトのもとに作成された史上最軽量ですが、このスパイクを選択している理由は?
「まずは軽さ!自分がプレーする中でドリブルにしても、パスにしても一瞬のスピードが一つの武器になります。そのスピードを最大限に引き出してくれる軽さと足のフィット感を生んでくれる最高のスパイクです」

―スパイクを選ぶ上で最も重要視しているファクターは何でしょうか?
「軽さとフィット感ですね!」

―シーズンは約1ヵ月半が経過しました。現時点での今シーズンの目標、野望について教えてください
「ブンデスリーガでの目標は一年間しっかりと結果を出せるように継続してプレーする事です。日本代表では選ばれる以上、日本の代表として4年後のブラジルワールドカップに向けて1試合1試合ベストを尽くすことです」

―香川選手を目指すサッカー少年は本当に多いと思います。中学、高校時代自分を磨くために欠かさずやっていたことは何だったのでしょうか?
「ドリブルのトレーニングです。夢への向上心も忘れてはいけない大事なことだと思います」

―香川選手のように世界で活躍するプレーヤーになるためには? ゲキサカ読者へ向けてメッセージをお願いします
「僕もまだまだ目標に向かって頑張るだけなので、あまり多くは伝えられませんが、1日1日、しっかりと努力を続ける事が非常に大事だと思います。強い信念、意思を持つことが大事だと思います」

 中高生時代と同じ「向上心」を持ち続けて現在もプレーする香川。中高生らサッカー少年の憧れであり、ドルトムント、そして日本中のサッカーファンにとって期待の星となった男は強い信念・意思を持って努力を続け、これからさらにその輝きを増していく。

(協力:アディダスジャパン、構成:ゲキサカ編集部)

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