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アルゼンチンが日本戦へ初練習。しかし、サムエル離脱、イグアインは飛行機乗り遅れ……

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 日本と対戦するアルゼンチン代表は5日、東京・国立競技場で来日後初めての練習を行った。この日はリーグ戦のため遅れて来日することが決まっていたFWリオネル・メッシらのバルセロナ組3人とDFクリスティアン・アンサルディ(ルビン・カザン)を除いた19選手が参加する予定だったが、実際にピッチに現れたのは17選手だけ。2選手が不在だった。
 日本協会によると、DFワルテル・サムエル(インテル)は急遽離脱することが決まり、FWゴンサロ・イグアイン(R・マドリー)は飛行機に乗り遅れたために来日が遅れたという。スタッフの一人は「サムエル選手は理由はまだわかりません。とにかく今回は来日しないということです。イグアイン選手は飛行に乗り遅れたそうです。試合には間に合うそうです」と説明した。
 ともに言わずと知れたスター選手で、サムエルは日本でも名の知れたベテランDF。イグアインもR・マドリーの選手で、メッシと並ぶ攻撃のエースだ。イグアインはちゃんと来日する予定のようだが、細かい情報は入っていない。日本の強化のためにも、来日して試合に出ることを祈りたいものだが……。
 練習自体はこの日、約1時間半行われた。長めのウォーミングアップのあと、日本代表と同様? 初日は守備陣の練習を敢行。セルヒオ・バティスタ暫定監督の下、ガブリエル・エインセ(マルセイユ)、マルティン・デミチェリス(バイエルン)らの4バック、MFエステバン・カンビアッソ(インテル)とMFマリオ・ボラッティ(フィオレンティーナ)のダブルボランチも交えて、最終ラインからのボール回しを入念にチェックしていた。
 対するFWカルロス・テベス(マンチェスター・C)やMFアンヘル・ディ・マリア(R・マドリー)ら攻撃陣は、W杯でも使用された試合球ジャブラニの感触を確かめるように軽めのシュート練習を行った。その後、リラックスムードの中でミニゲームが行われ、初日の練習を終えた。
 選手たちは取材ゾーンに姿を現したが、移動や練習の疲労があるのか、新聞などのペン記者はもちろん、テレビ局取材陣の呼びかけに応じず。デミチェリスもエインセも「ノー」とだけ残して去った。MFアンドレス・ダレッサンドロ(インテルナシオナル)にいたっては「メッシ! メッシ!」と笑いながら通り過ぎていった。
 リラックスモードなのか??楜ぅ癲璽匹覆里・・〆8紊枠鷂・・任領・・・縦蠅気譴討い襦・い困譴砲擦茵・月の親善試合でスペインを倒すなど“最強アルゼンチン”であることは間違いない。日本に“世界”を体感させてくれる。
(取材・文 近藤安弘)

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