beacon

岡崎がミニゲームで1得点、裏への飛び出しでザック監督に猛アピール

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本代表FW岡崎慎司(清水)がミニゲームで1得点を決めた。ハーフコートでの10対10の紅白戦。4-2-3-1の左MFに入ると、スルーパスに抜け出し、冷静に流し込んだ。

 「ああいうところで点に絡んでいくことが大事。とにかく点を取りたい」。今合宿ではサイドでのプレーが続いた。この日の練習も左サイドに入り、FW松井大輔が左ひざを痛めて途中で切り上げると、代わって右サイドに回った。

 ザッケローニ監督は守備ほど攻撃には約束事を設けていないが、縦に早い攻撃、2列目からの飛び出しを重視している。これはスペースに抜け出す動きが持ち味の岡崎にとっては願ってもない要求だ。

 「動きながらボールをもらえというのを言われている。監督はゴールを取らなきゃ勝てないと話しているし、昨日の紅白戦もシュート数が少ないということを指摘していた。ゴールに向かわなきゃいけない」

 新監督にアピールするにはゴールという結果が一番分かりやすい。守備の負担も大きいサイドハーフだが、「点を取る部分では負けられない」という侍ストライカーが貪欲にゴールを目指していく。

(取材・文 西山紘平)

TOP