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関塚ジャパン、基本システムは4-2-3-1に

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 ロンドン五輪へ向けてスタートを切ったU-21日本代表。19日の初練習では、早速実戦形式でのトレーニングが実施された。そこで見えてきたのは、“関塚ジャパン”の基本布陣。この日の11対11のメニューで組まれた4-2-3-1が、新チームでのベースとなることが明らかとなった。

 11対11のメニューでは、全員が代表メンバーとなった緑ビブス組は4-2-3-1の布陣を組み、GK安藤駿介(川崎F)、4バックに右から當間建文(鹿島)、鈴木大輔(新潟)、薗田淳(川崎F)、鎌田翔雅(千葉)、ボランチに山村和也(流通経済大)と山口螢(C大阪)、2列目には右MF水沼宏太(栃木)、トップ下大塚翔平(G大阪)、左MF山崎亮平(磐田)が並び、工藤壮人(柏)がワントップに入った。

 一方、関西大の7人が入った赤ビブス組の布陣は4-4-2。GK増田卓也(流通経済大)、CBに實藤友紀(高知大)、左MFに登里享平(川崎F)、FWに永井謙佑(福岡大)が入った。途中で當間と實藤、工藤と永井、山崎と登里が入れ替わったが、主力組と思われる緑ビブス組の全体の形は統一されたままであり、あくまでチームの基本形が4-2-3-1であることをうかがわせた。

 練習後にこのことについて問われた関塚監督は、「今はJリーグでも大学でもこの形(4-2-3-1)が主体だと思うし、攻守で一番バランスの取れるシステム」とコメント。20日のG大阪戦にはまずこの布陣で臨み、「そこから変化を付けていく」(関塚監督)ためのチェックが行われることになる。


▼実戦形式でのフォーメーション
<緑>
4-2-3-1
    工藤

 山崎 大塚 水沼
  
  山口  山村

鎌田 薗田 鈴木 當間

    安藤


<赤>※※=関西大選手
4-4-2
   永井  ※※

登里       ※※

   ※※  ※※

※※ ※※ 實藤 ※※

    増田

(取材・文 永田 淳)

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