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スペイン1部、エルクレスが日本人選手・コーチの練習参加受け入れへ

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 株式会社ラムゼス(本社:東京都新宿区、代表取締役:七尾和紀)はこのほど、今季スペインリーグ(リーガ・エスパニョーラ)1部に13年ぶりに復帰したエルクレスCF下部組織への日本人選手の練習参加、コーチの現場研修に関する業務提携契約を締結した、と発表した。契約期間は、2011-12シーズン終了(12年6月末)までの2年間。契約内容はエルクレスのサテライトチームに当たるエルクレスB、もしくはエルクレス下部組織に1シーズン最大10名の日本人(選手もしくはコーチ)を派遣するというもので、選手は練習参加、コーチは現場研修を行うことができる。

 ラムゼス社とエルクレスとの業務提携についてはすでに各メディアで報道されたが、同社は一部報道にあった「日本人選手の派遣は、エルクレスへの入団を目的としたトライアウト」ではなく、あくまで個人レベルで国際経験を積むための練習参加が目的と説明。「16~19歳」という年齢制限もないという。すでに12月からはJリーガー1名が練習参加を予定。選手個人には渡航費等の準備が必要となるが、同社はプロ・アマ選手問わずチャンスを支援する方針だ。

 スペイン1部リーグ第2節で3連覇を狙う王者・バルセロナを撃破するなど旋風を巻き起こしているクラブ、エルクレスと日本との架け橋となる今回の業務提携。スペイン最大のスポーツ紙『Marca』がこの業務提携について報じるなど、今回の新たな試みについてはスペイン国内でも注目を集めている模様だ。担当のFIFA選手エージェント 野村豊幸氏は『ゲキサカ』に対して「日本サッカーがワールドカップ優勝国のスペインサッカーを実感できる機会を創出できることになり喜びと責任を感じてます。選手や指導者にとって貴重な経験になれば、業務提携が成功に向かっている事と考えます…。勿論、近い将来にスペインリーグ1部で日本人選手が活躍することになれば日本サッカーへの貢献にもなり素晴らしいと思います」とコメントを寄せている。

問い合わせ先は以下。
株式会社ラムゼス (RAMZES CO.,LTD.)
info@ramzes.co.jp

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