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アジア大会出場のU-21日本代表、最終合宿をスタート

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 第16回アジア競技大会(中国)に出場するU-21日本代表が2日、大会へ向けた最終合宿を千葉県内でスタートした。3日にヤマザキナビスコ杯決勝を控えるMF山崎亮平(磐田)と関東大学サッカーリーグ戦に出場するGK増田卓也、DF比嘉祐介、MF山村和也(以上流通経済大)、FW富山貴光(早稲田大)の5人を除いた15人が初日の練習に参加。GKを加えた8対8でクロスからのカウンター、リ・スタート、ロングボールのセカンドボールからの攻守をそれぞれ確認したほか、ハーフコートでのミニゲームを実施するなど初日から約1時間45分のトレーニングを行った。

 8対8のミニゲームで決勝ゴールとなるPKを決めたMF水沼宏太(栃木)や進路に注目の集まるFW永井謙佑(福岡大)、負傷明けのMF登里享平(川崎F)ら選手たちはまずまずのコンディション。ラストに行われたクロスからのヘディングシュートのトレーニングでは、関塚隆監督自ら右足でクロスボールを上げ続けるなど、ムードのいい中で練習を終えた。指揮官は「(初戦の)8日へ向けてコンディションを整えてもらう。本番なので1日1日を大切にしようという話をした。今日も積極的に取り組んでくれていた。意識もってやってくれた」。

 アジア競技大会の初戦では開催国の中国と対戦。近づいてきた初戦へ向けて永井は「どアウェーで相手の観客も多く来ると思う。ビビらないように初戦しっかりと勝ちたい。フィジカル面は相手がデカいというのはある。負けないようにやりたい」と力をこめた。

 U-21日本代表の千葉合宿は4日までで、あす3日の夜には全選手が集合。最終日の4日には水戸ホーリーホックと練習試合を行い、5日に中国入りする。

[写真]8対8のトレーニングでボールを奪い合うU-21代表の永井(右)と東
(取材・文 吉田太郎)
第16回アジア競技大会特設

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