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[EL]本田が1得点1アシスト!CSKAモスクワが3発逆転4連勝でGL突破

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[11.4 ELグループリーグ第4節 CSKAモスクワ3-1パレルモ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は4日、各地でグループリーグ第4節を行い、MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワ(ロシア)はホームでパレルモ(イタリア)に3-1で逆転勝ちし、4連勝でグループリーグ突破を決めた。

 公式戦3試合ぶりの先発となった本田は0-1の後半2分にEL初ゴールとなる同点弾を決めると、2-1と勝ち越したあとの同9分には絶妙なスルーパスでFWトマシュ・ネチドのゴールをアシスト。1得点1アシストの活躍でチームを逆転勝利に導いた。

 試合は前半10分、アウェーのパレルモが先制する幕開けとなった。FWミッコリの左クロスからFWマッカローネがフリーでヘディングシュート。幸先良く先制点を奪ったパレルモだったが、同32分にMFノチェリーノが2枚目の警告を受け、退場となる。

 数的優位に立ったCSKAモスクワは攻勢を強め、同点ゴールを目指す。前半34分、ゴールほぼ正面から狙った本田の直接FKは壁に当たったが、後半立ち上がり、怒涛のゴールラッシュで一気に試合をひっくり返した。

 逆転劇の口火を切ったのは本田の左足だ。後半2分、MFゾラン・トシッチの浮き球パスからDFラインの背後に走り込むと、胸トラップから左足ボレーでゴールネットを揺らす。本田のEL初ゴールで流れを引き寄せ、3分後の同5分にはネチドが鋭い反転からの右足シュートで勝ち越し点。さらに同9分、本田の絶妙なスルーパスに抜け出したネチドが自身2点目を決め、3-1と試合を決定付けた。

 本田は後半25分、お役御免とばかりにMFアラン・ジャゴエフと交代。その後は追加点を決められなかったが、そのまま3-1で逃げ切った。リーグ戦では3試合連続ドローで優勝が絶望的となったCSKAモスクワだが、公式戦3試合ぶりに先発した本田の活躍で公式戦4試合ぶりの勝利。ELは4試合連続の3得点で4連勝を飾り、2試合を残してグループリーグ突破が決まった。

[写真]後半2分、同点ゴールを決めたMF本田圭佑がチームメイトから祝福される

(文 西山紘平)

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