今春、パラグアイのルケーニョに移籍した元鹿島アントラーズGK小澤英明がリーグデビューした。 12日のオリンピア戦に先発し、1―1の引き分け。16日のスポーツニッポンによると小澤は「自分を信じて使ってくれた監督やコーチ、一緒に戦った選手に感謝したい。パラグアイで確かな一歩をしるすことができた。これからも戦い続けていきたい」と話したという。

　水戸短大附高(茨城)出身の小澤は92年に鹿島へ加入。その後横浜FM、C大阪、F東京を経て04年から再び鹿島でプレー。J1通算25試合に出場していた。昨年末、クラブからの契約延長のオファーを断り、「自分の夢に向けて」海外挑戦していた。

(文　吉田太郎)