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浦和がポンテの今季限りでの退団を発表

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 浦和レッズは19日、MFポンテと来季の契約を更新しないことを発表した。

 ポンテは05年7月にレバークーゼンから浦和へ加入。05年、06年には天皇杯制覇。06年にはJリーグも制覇し、07年にはACLで5得点を挙げて得点王に輝くと、浦和のアジア制覇に大きく貢献。同年にはJリーグMVPにも選出され、まさに浦和の黄金時代の立役者だった。ポンテは5年半に渡り浦和を支えてきたJ歴代屈指の外国人助っ人選手だったが、世代交代を進めるチームの方針もあり、ついに浦和を去ることになってしまった。

以下、クラブ発表のコメント

●MFポンテ
「5年半の間、多くの人たちに支えられてこの浦和レッズという素晴らしいクラブでプレーできたことに、本当に感謝しています。
残念ながら、レッズを去ることになりましたが、レッズへの思いは、いつまでも僕の心の中に刻まれ続けると思います。今シーズン、リーグ戦は残り4試合、そして天皇杯がありますが、最後にみんなで笑って終われるように全力を尽くして戦います」

●柱谷幸一GM
「このたび、ロブソン・ポンテ選手と来季の契約を更新しないことを決定しました。
 ポンテ選手は、28歳というキャリアのピークにある時期に、ヨーロッパのトップチームからレッズに来てくれて、2005年8月のデビュー戦から今日まで、どんな試合でも全力でレッズのために戦い続けてきてくれました。そのロビーのプロフェッショナルな姿勢に、改めて敬意を表します。
 来シーズンからレッズを離れることになりましたが、これまでにロビーが残してくれた実績、自らのプレーで示してくれた戦う姿勢や若手への愛情、そしてロビーがもたらしてくれた多くの喜びや感動は我々の心の中にしっかりと刻まれています。
 そして、彼が浦和レッズに対して注いでくれた愛情に、心から感謝いたします。
 今シーズンは残り少なくなりましたが、ロビーのためにも、浦和レッズは更に成長した姿を示し、前進して戦っていかなくてはなりません。今後とも変わらぬ熱いサポートをお願い申し上げます」

(文 片岡涼)

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