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アーセナルのベンゲル監督も名古屋V祝福

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 かつて名古屋グランパスを指揮し、現在はイングランド・プレミアリーグのアーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督が名古屋のJ初優勝を祝った。

 アーセナルの公式サイトによれば、まずは当時の教え子でもあった名古屋の現監督のストイコビッチとの関係を、「ドラガン・ストイコビッチは私が指揮していた当時の選手だった。彼は名古屋の監督になった時、何度もイングランドへやって来たよ」と話したうえで、「名古屋とは今でも連絡を取り合っている。彼らの決断などについて話をしているよ。私は名古屋で仕事を始めたし、個人的にこれは非常にハッピーな事だ。とても誇りに思うことだね。彼らにとっては素晴らしい事だし、私は彼らを祝いたいと思う」と祝した。

 ベンゲル氏は、かつて95年、96年シーズンに名古屋を指揮していた。それまでは下位に低迷することが多く「お荷物」とも言われた時期があった名古屋の監督に就任すると、95年にはリーグ優勝こそできなかったがリーグ2位に。さらに当時選手だったストイコビッチがMVPを獲得する活躍を見せ、チームも天皇杯制覇で初タイトルを獲得するなど1年目で目に見えた成果を残した。このときのチームにはストイコビッチのほか、デュリックス、トーレス、小倉隆史、浅野哲也、中西哲生らが在籍。翌年はシーズン途中でチームを去って10月にアーセナルの監督に就任、現在に至っている。

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