ドイツ1部のシュツットガルトが清水エスパルスのMF藤本淳吾の獲得に動いていると、24日のスポーツニッポンが報じている。クラブの強化担当者が23日の広島戦を視察したという。

　藤本は今季限りで清水との契約が切れるため、国内では名古屋や横浜FMからオファーが届いている。だが、本人は欧州でのプレーを第一希望にしているようで、代理人を通じて売り込みをかけている。

　そんな中、シュツットガルトが今季ここまでリーグ戦13得点と結果を残しているレフティーに興味を示した。1-0の前半39分には得意の左足のCKで味方のゴールをアシストするなど。藤本の高い技術力を評価したという。

　報道によると、ザンクトパウリ、ハンブルガーSVの強化担当者も視察に訪れたとしている。藤本の願いは叶うのか。今後の行方が注目される。

(文　近藤安弘)