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岡田前監督がAFC最優秀監督に

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 日本代表の岡田武史前監督が2010年のアジア最優秀監督―。アジアサッカー連盟(AFC)は24日、マレーシアのクアラルンプールでAFC年間表彰式を開き、AFC年間最優秀賞に南アフリカW杯を指揮し、ベスト16の成績を残した岡田武史前監督を選出した。

 岡田氏は式典に出席しなかったが、日本サッカー協会の育成担当技術委員長の西村昭宏氏が受け取った。AFCによると「残念ながらこの素晴らしい式に参加できなかった岡田氏に代わってこの賞を受賞する。彼は常に、私は代表チームの監督だが、代表チームの成功はアマチュアレベルや育成年代の全ての指導者たちのサッカーへの愛からの無償の努力と貢献によるものだと話している。この賞は日本の全ての指導者へのものだ」などとコメントしたという。

 岡田監督率いる日本代表は、南アフリカW杯前の強化試合では韓国に惨敗するなど不安視されていたが、大会直前に守備的戦術に変更したこと、また選手の奮起があり、グループリーグを突破。自国開催以外のW杯では初めて16強入りに輝いた。この結果が岡田氏の手腕と評価されて受賞となった。

(文 近藤安弘)

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