湘南ベルマーレは26日、専修大のFW高山薫の来季加入が内定したことを発表した。

　高山はスピードあるパワフルな突破が持ち味のFWで、今季は所属先の専修大が関東大学2部リーグから1年で関東大学1部リーグへ復帰する原動力となった。今季通算12得点で得点ランキングでトップに立ったが、リーグ規定の14得点に満たなかったため、得点王の称号を得ることは出来なかった。しかし、その活躍が認められ、同リーグのベストイレブンに選出された。

　また、湘南の特別指定選手で来季加入が内定している中央大のMF永木亮太とは、中学から高校まで川崎Fの下部組織でともにプレーしていた。大学での4年間を経て、来年から再びチームメイトになることになる。

　クラブを通して高山は「昔からの夢であったプロサッカー選手になれたこと、そして名門である湘南ベルマーレに加入することが決まり、とても光栄です。また、両親、小学校からのチームメイト、スタッフのお陰でこうしてプロの一員になることができました。これからは、新しいスタートライン立つことになりますが、たくさん走ってチームに貢献したいと思っています」と抱負を述べている。

以下、プロフィール

●氏名
高山 薫(タカヤマ・カオル)

●ポジション
FW

●生年月日
1988年7月8日(22歳)

●出身地
神奈川県川崎市

●身長/体重
174cm/67kg

●サッカー歴
GHU(ゴールハンターユナイテッド)-川崎F U-15-川崎F U-18-専修大

●出身校
末長小-橘中-生田東高-専修大

●経歴
関東大学選抜B(大学2年)

[写真]パワフルな突破から大学リーグではゴールを量産してきた

(文　片岡涼)