ギラヴァンツ北九州は30日、元日本代表DF三浦泰年氏が来シーズンの監督に就任することが決まった、と発表した。

　静岡の名門・静岡学園高出身の三浦氏はブラジル留学を経て読売クラブ入り。実弟のFW三浦知良とともに日本代表としてW杯予選を戦った経歴も持つ三浦氏は清水エスパルス、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)、アビスパ福岡、ヴィッセル神戸でもプレー。現役引退後は神戸の監督代行や東海社会人リーグの静岡FCの総監督などを務めた。

　Jリーグ昇格1年目の今季はリーグ戦わずか1勝に終わった北九州。飛躍を誓うクラブの監督に就任した三浦氏は「5年ぶりにJリーグの舞台に帰ってきました。ギラヴァンツ北九州を支えて下さる皆さまと共に戦えることを楽しみにしています。熱いシーズンにしましょう」とクラブを通してコメントしている。

以下、クラブ発表の三浦氏プロフィール

三浦泰年(ミウラ ヤストシ)
■生年月日:
1965年7月15日
■出身地:
静岡県
■選手経歴:
静岡学園高校→サントスFC→読売クラブ→清水→V川崎→福岡→神戸
■指導歴　
2004年 神戸監督代行
2005年 FCトッカーノジュニアユース総監督
2006年 静岡FC(東海リーグ)総監督
2007年 FCトッカーノジュニアユース総監督
2007年 東京都第5ブロック・世田谷トレセン講師
2007～2008年 東京都第5ブロック選抜監督
2009年 東京都第5ブロックモデル地区トレセン講師

(文　吉田太郎)