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浦和が都築と来季の契約を更新せず

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 浦和レッズが湘南に期限付き移籍中の元日本代表GK都築龍太を戦力外とすることが分かったと、1日のスポーツニッポンが報じた。能力は高く評価しながらも年俸面などを考えた結果、来季の契約を更新しないことにしたという。
 報道では「能力の高さは認めているが、全体の予算バランスから考えて契約更新は厳しかった」とクラブ幹部のコメントも掲載されている。都築は2007年のACL制覇やクラブW杯3位に貢献するなど浦和の黄金期を作った一人だが、フィンケ監督が就任後の09年シーズンから、同い年で元日本代表GKの山岸範宏にスタメンを奪われた。よって今夏、湘南に移籍した。
 たしかに共に来季は33歳となり、日本代表経験もあるGKを2人所属させるのは金銭面のほか、起用法についても簡単ではない。浦和の決断も理解できる部分はあるが、都築は功労者だけに、より好条件の新天地を得られるようクラブが尽力してほしいものだ。
(文 近藤安弘)

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