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京都が新GMを発表。千葉、グルノーブルで手腕発揮した祖母井氏に再建託す

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 京都サンガF.C.は1日、ゼネラルマネージャー(GM)に前フランス・グルノーブル会長代行兼GMで、千葉でもGMを務めた祖母井秀隆氏が就任すると発表した。

 祖母井氏は千葉(市原時代含む)でGMを務め、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏を監督に招聘するなど手腕を発揮。千葉では2度のナビスコ杯制覇をもたらした。その実績が買われ、2007年から日本人としては異例といえるフランスのクラブでGM務めた。

 京都は来季からJ2に降格する。運営予算が縮小され、元日本代表FW柳沢敦らベテランが戦力外となる中、祖母井氏の人脈に頼って再建を目指すことになった。

 クラブを通じて「京都の町、クラブ、スポンサー、そして熱狂的なサンガサポーターと共に魅力的なクラブを作っていきたいと思います。自分がこれまで培ってきた経験が少しでもこのクラブにお役に立てるように全力を尽くして参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます」と意気込みを語っている。

以下、プロフィール

●祖母井秀隆
Hidetaka UBAGAI
■生年月日
1951年9月2日(59歳)
■出身地
兵庫県神戸市
■経歴
1975年
読売サッカークラブ
1975年
ノイシュタント(ドイツ)
1984年
大阪体育大学サッカー部コーチ
1995年-1997年
ジェフユナイテッド市原(現千葉)育成部長
1997年-2006年
ジェフユナイテッド市原(現千葉)ゼネラルマネージャー
2007年
グルノーブル・フット38(フランス) ゼネラルマネージャー
2008年-2010年7月
グルノーブル・フット38(フランス)会長代行兼ゼネラルマネージャー

以上

(文 近藤安弘)

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