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C大阪・家長がA・マドリー移籍も

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 セレッソ大阪の元日本代表MF家長昭博が、スペインの名門A・マドリーと移籍交渉をしていることが分かったと、2日の日刊スポーツが報じている。すでに交渉は大詰めに入っており、4日のJ最終節終了後にも発表されるとしている。

 報道では「近いうちにアトレチコ(Aマドリード)に決まりそうだ」と話す関係者のコメントも掲載されている。また家長本人が、関係者に「セレッソを出て(夢に)チャレンジしてきます」と漏らしているという。

 契約内容など詳細は報じられていないが、事実ならばかなりのビッグニュースだ。家長はG大阪の下部組織からG大阪入り。早くから才能を買われ、G大阪ジュニアユース時代には、当時チームメートだったMF本田圭佑を控えに追いやる絶対的な攻撃的MFを務めたほか、各年代の代表でも中心選手だった。2007年にはA代表入りも果たしている。

 近年は膝の怪我などに悩まれていたが、今季から加入したC大阪で完全復活。チームを現在4位、まだ最終節を残して2位の可能性も残すという躍進に導いた。スペイン入りとなれば、日本人ではFW西沢明訓、FW城彰二、FW大久保嘉人、MF中村俊輔に次ぐ5人目。今冬には盟友・本田圭佑も移籍話が出ており、欧州の地で再戦する可能性もありそうだ。

(文 近藤安弘)

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