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鹿島・大岩が現役引退

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 鹿島アントラーズは8日、元日本代表DF大岩剛が今季限りで現役を引退すると発表した。25日の天皇杯準々決勝・名古屋戦(ホーム)終了後に、引退セレモニー及び記者会見を行う。クラブ側はコメントはその際に発表するとしている。

 大岩は清水商、筑波大を経て1995年に名古屋に加入。その後、磐田、そして2003年から鹿島に加入した。日本代表戦の出場は3試合だったが、磐田時代の2001年にはベストイレブンに選ばれるなどCBとして高い能力を発揮した。

 鹿島でもレギュラーとして活躍したが、近年は貴重なバックアッパーとして、プレーだけでなく精神的にチームを支え、昨季までの3連覇に貢献した。今季はJ1最年長選手だったが、来年は39歳となるほか、今季もリーグ戦6試合の出場にとどまったこともあり、現役引退を決断した。今後は明らかにされていないが、名CBがまた一人、ユニホームを脱ぐ。

以下、プロフィール

大岩剛
(おおいわ・ごう)
■生まれ
1972年6月23日、静岡県出身
■サイズ
180センチ、75キロ
■ポジション
DF
■経歴:カッコ内は加入年
三保第二小学校-清水第五中学校-清水市立商業高校-筑波大学-名古屋グランパスエイト(1995)-ジュビロ磐田(2000)-鹿島アントラーズ(2003)

■公式戦成績
:J1・386試合10得点(鹿島で165試合2得点)
優勝4回(鹿島で3回)
:ナビスコカップ71試合2得点(鹿島で28試合2得点)
:天皇杯31試合1得点(4回戦終了時、鹿島で21試合0得点)
優勝3回(鹿島で1回)
:チャンピオンシップ2試合1得点
:アジアクラブ選手権6試合0得点
:A3チャンピオンズカップ3試合0得点(すべて鹿島)
優勝1回
:AFCチャンピオンズリーグ13試合2得点(すべて鹿島)
:ゼロックススーパーカップ3試合0得点(鹿島で2試合0得点)
:サントリーカップ1996・2試合0得点
■代表歴
国際Aマッチ3試合0得点

(文 近藤安弘)

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