川崎フロンターレ所属で日本代表MFの中村憲剛に、トルコ強豪のカイセリスポルがオファーを出すことがわかったと9日のスポーツ報知が伝えている。カイセリスポルは現在リーグ4位に付けるトルコの強豪で、今後の逆転優勝および来季CL出場権獲得のため、憲剛に白羽の矢がたったようだ。

　同紙によると、関係者情報として、同クラブのショタ・アルベラーゼ監督が直々に熱望、年俸総額約2億円のオファーになるという。また、来週にも憲剛をトルコに招待し、施設見学までさせると報じている。また、カイセリスポルは憲剛と元アルゼンチン代表のパブロ・アイマールの調査を進めていたが、憲剛獲得に向けてゴーサインを出したとも伝えている。

　中村は今季で川崎との契約が満了。クラブ側はすでに来季以降のクラブ残留についての条件提示をしているが、トルコ・リーグでのプレーが決まれば、06-07シーズンの稲本潤一以来となる。現在リーグは15節を終了し、首位がトラブゾンスポル、2位がブルサスポル、3位がフェネルバフチェ、4位が首位と勝ち点差7でカイセリスポルとなっている。カイセリスポルにはカメルーン代表GKスレイマヌ・ハミドゥ、パラグアイ代表MFホナタン・サンタナ、元ウルグアイ代表のFWマルセロ・サラジェタなどが所属している。

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