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浦和が細貝の後釜で川崎F・谷口にオファー

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 浦和レッズが川崎FのMF谷口博之に獲得オファーを出したようだ。12日の日刊スポーツによると、日本代表MF細貝萌のドイツ移籍が濃厚となり、代役として谷口に注目。複数年契約による完全移籍での獲得を目指して川崎F側に交渉を申し入れたという。

 浦和は今夏にMF阿部勇樹が海外移籍し、ダブルボランチは本職の細貝と本来は攻撃的MFの柏木陽介で補うという状況が続いていた。その頃から谷口に興味を持っていたようだが、今冬には細貝も移籍する可能性が高く、満を持して、体も強く運動量も豊富で、なおかつ得点能力の高い谷口の獲得に動いた。

 谷口は川崎Fで今季、MF稲本潤一の加入もあって、先発出場が激減。リーグ戦27試合出場のうち、先発は12試合だけだった。試合終盤にボランチではなく、攻撃的MFやFWで起用されるなど不本意なシーズンを送った。まだ川崎Fと契約が残っているが、本人は移籍も視野に入れている。横浜FMからもオファーが届いており、両チームの条件をしっかりと聞いて判断する模様だ。

(文 近藤安弘)

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