アルビレックス新潟のDF西大伍が鹿島アントラーズに移籍することが決定的になったと、12日のスポーツニッポンが報じている。すでに基本合意しているようで、近日中に発表される見通しという。

　西は札幌から今季、レンタル移籍で新潟に加入。右SBとしてレギュラーをつかみリーグ戦29試合に出場した。そんな成長株に鹿島側がラブコール。まだ札幌との契約が残っていた中で新潟と鹿島が争奪戦を繰り広げた結果、より条件が良く、レベルの高い鹿島を選択したようだ。

　鹿島では今夏にシャルケ04に移籍したDF内田篤人の後釜として期待される。西も内田と同様に攻撃参加が得意。鹿島は今季4位に終わったが、弱点をしっかり補強して王者奪回に挑む。

(文　近藤安弘)

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