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清水・岡崎がブンデスリーガ移籍も!?

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 清水エスパルスの日本代表FW岡崎慎司が、今冬にブンデスリーガ・シュツットガルトに移籍する可能性が高まったと、12日のサンケイスポーツが報じた。代理人サイドが認め、独紙シュツットガルター・ナハリヒテンも「日本から冬のオフに岡崎が来るのは明らか」と報道しているという。

 現在、シュツットガルトを含む3クラブから代理人サイドに打診が来ているようだが、代理人契約を結ぶロベルト佃氏は「(シュツットガルトが)一番高く評価してくれているクラブなのは間違いない」と明言。さらに岡崎に近い関係者も「最有力なのは確か」と認めている。 

 岡崎は言わずと知れた日本を代表するストライカー。南アフリカW杯ではレギュラーを奪われたが、10月の親善試合ではアルゼンチンからゴールを奪い、歴史的金星の立役者となった。Jリーグでは今季、13得点を挙げて実力を示している。シュツットガルトは現在18チーム中16位に低迷するが、岡崎の得点力と献身性に注目し、巻き返しの戦力として期待しているようだ。そもそも今季はMF香川真司の活躍で、日本人選手が再評価されている。

 シュツットガルト側は、所属の清水に近日中に正式オファーを出す見通しという。本人は海外移籍は長年の夢で、オファーに魅力を感じているとされる。移籍金などクラブ間でまとまり次第、年明け早々に合意する可能性もあるようだ。“オカザムライ”は海を渡るのか、それとも……。25日には天皇杯準々決勝に挑む清水だが、岡崎のプレー、そして動向に注目が集まる。

(文 近藤安弘)

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