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槙野がケルン移籍か

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 サンフレッチェ広島の日本代表DF槙野智章が、今冬にブンデスリーガのケルンに移籍する可能性が高くなっていることが分かった。27日付の日刊スポーツなど複数のスポーツ新聞が報じたもので、槙野は今季で広島との契約が満了。名古屋、柏、横浜FMが獲得を目指してきたが、そのオファーを断り、広島残留か欧州移籍かで去就が注目されていた。

 槙野は今月10日から約1週間、オフを利用してドイツ1部クラブを視察。ホッフェンハイムに練習参加するなど現地の環境を自らの目で確認した。今季はリーグ戦全34試合に出場し4得点を挙げるなど活躍して自身初のJリーグベストイレブンを獲得し、アジア杯2011(カタール)の日本代表にも選出。その槙野に注目したのは、今季まで浦和監督を務めていたフォルカー・フィンケ氏がスポーツディレクターに就任するケルンだった。

 現在4勝3分10敗で2部降格圏内の16位に低迷しているケルンだが、かつてはリーグ優勝3回、ドイツカップ優勝4回を果たしている古豪。元日本代表の奥寺康彦氏(現横浜FC会長)が在籍した歴史もあり、日本人にとってゆかりのあるクラブだ。

 日刊スポーツによると、槙野の代理人を務める田邉伸明氏は「(ケルンから)可能性があると聞いている。本人と話し合って決めたい」。槙野は27日から大阪府内で日本代表合宿に参加。そのプレーとともに去就からも目が離せない状況となっている。

(文 吉田太郎)
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