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日本代表合宿コメント

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●DF長友佑都(チェゼーナ)
「アジアカップで優勝するために、モチベーションが上がっています。(メンバーを見て)北京世代が増えたなというのが率直な印象で、悔しい思いをしたメンバーなので、日本サッカーを僕らが引っ張っていかないといけないと思います」

―ランニングでも先頭を走っていたが?
「自分が引っ張るというくらいの気持ちでやっているので、引っ張っていきたいです」

―守備練習ではどんなことを?
「前の合宿と同じようなことを教えてくれたので、そういった部分で戸惑いなくできました。サイドでボール奪う、サイドで人数をかけてボールを奪うことを心がけています。まずは監督の戦術を理解して、あとはピッチで戦うのは選手なので、今までの経験や戦う気持ちを持ってやりたいです」

―アジア杯での目指すところは?
「個人的には1対1に負けないこと、走力の部分。チームとしては、結果はもちろん優勝を目指しているし、内容でも、今の日本代表はおもしろい、見ていてワクワクするなという試合にしたいです」

―11年はどんな年にしたい?
「本当にまだまだ上にいかないといけない。勝負の年だし、日々努力していきたいです。今までの自分のストロングポイントだった1対1や、走力は、イタリアに行って磨きがかかっていると思うので、勝負したいです」

●DF吉田麻也(VVV)
-1年ぶりの代表選出だが?
「クラブで数試合しかやっていないですけど、評価してもらってすごくうれしいです。その期待に応えられるようにやりたいです。どこを評価されたかはわからないです」

―アピールしたいところは?
「高さとか強さはもちろんですが、ビルドアップの部分でもうまく中盤やトップにボールを当てて、攻撃の起点になれればいいと思います」

―監督の印象は?
「すごく細かいところまで指示してくれるので、そのぶん、しっかりやらないといけないという責任がありますが、とにかく今日は久しぶりに代表の練習にきて、やって、よかったです。ただ、僕が聞いていたのはすごく細かいと聞いていたのですが、思ったよりそんなに難しくなかったので、大丈夫です」

―11年の目標は?
「アジアカップで結果を出して、個人的には今年1年あまり充実した1年ではなかったので、来年からしっかりまたサッカー選手らしい生活を送りたいと思います。まずはアジアカップで優勝して、年の初めにひとつ、弾みをつけたいです」

―本田とは話をした?
「変わっている人なのであまり大した話をしていません。ただ、僕のチームの状態は本田さんがよく知っているので、いろいろ聞きたいですし、彼のようにステップアップしないといけないと思います。フェンロで終わるわけにはいかないので、その意味でも僕にとってもこのアジアカップは重要な大会になります」

―10年を振り返って。
「基本的にはサッカーをしていない。サッカー以外の人と出会ったり、話しましたが、結局サッカー選手なのでサッカーじゃないと評価されない。やっぱりサッカーをしたいと思いましたし、こうやってまたサッカーをできるぶん、つらかった時のことを思い出してかみしめてやれているので、すごく充実してやれています。今年の悔しかったぶんも、アジアカップに込めて戦いたいです。チーム一丸となって優勝目指して頑張りたいです」

●FW李忠成(広島)
―初選出の感想は?
「率直にうれしかったです。最終的な目標、夢だったのが日本代表だったので、選ばれたことに一喜一憂するのではなく、自分は何も残していないので、このチームで残せるように頑張りたいです」

―評価されたのは何?
「結果じゃないですか。12試合で11点とれるというのは、僕のサッカーキャリアの中でもそんなにないと思いますし」

―監督の印象は?
「すごく緻密でびっくりしましたね。雑誌やテレビで見た通りの、細かいところまで始動する戦術だと思います。今日の比重は守備ですね。監督は、よく人を見ていると感じました。僕はFWなので、ゴールでチームの勝利に貢献するということを自分の一番に持って行きたいです」

●MF松井大輔(トム・トムスク)
「ちょっとしか戦術のことできなかったですけど、スタートとしては、こんな感じで」

―初日から2部練は当たり前?
「午前中はやっぱりきついですね。どうしてもフィジカルありきなので。そこが」

―午後の戦術は10月の復習?
「そうですね。最初、復習みたいな感じで、またこれからボールを使ってポゼッションとかやっていくと思うし、まだまだ選手も揃うと思うので、そこからまたスタートですね」

―特に強調していたことは?
「前と同じやり方というか、特に変わりないというか。前の合宿もそうだったし、約束事というか、サイドチェンジさせないというか、サイド限定して」

―かなり選手も入れ替わって、若手が増えた。
「知らない選手も多いけど、名前覚えていきたいと思います。まだ全然話していないですけど、今日、一番上なんで」

●MF香川真司(ドルトムント)
―背番号10になった。
「やっぱり10番は日本代表でも歴史ある番号だと思うし、歴代の俊輔さんにしても、つけている人はすごいというイメージがある。10番は日本代表でも特別な番号。そういう意味では光栄だと思うし、責任を持ってプレーしたいと思います」

―10番のイメージは?
「司令塔というか、ゲームを作るイメージはあります」

―どういう自分の10番を作っていきたい?
「別に10番らしいプレーは特別ないと思っているので、自分らしさを出して、それが新しい10番になればいいと思うし、世間的に見ればやっぱり俊輔さんが日本の10番というイメージがあると思うし、そういう意味では自分はそういうタイプではないと思うし、ただやっぱり10番というのは、いろんな見方をされるので、そういう意味では自分はこれからすごくいろんな経験が訪れると思いますが、結果を残し続けてステップアップしていくしかないですし、そういう意味では点を取るのが一番かなと思います」

―10番のイメージを守るのではなく、アグレッシブに自分の10番像を早く作っていきたい?
「自分は自分なりのプレーをして、嫌でも注目される番号だと思うので、もっともっとインパクトのあるプレーでもっともっと結果を残して、代表でも結果を残して注目されるプレーヤーになりたいです」

(取材・文 矢内由美子)

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