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鹿島・小笠原「ACLに出たい」。F東京・平山「歴史をつくるチャンス」

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 天皇杯は29日に準決勝の2試合が予定され、東京・国立競技場ではACL出場権を狙う鹿島アントラーズと勝てば初の決勝進出となるFC東京が激突する。

 鹿島はリーグ戦が4位で終わったため、天皇杯を制してのACL出場権獲得を至上命題としている。DF岩政大樹が怪我で欠場する可能性が高いが、今季限りで引退するベテランDF大岩剛が代役を務めることが濃厚だ。スポーツ報知によるとMF小笠原満男は「ACLは絶対に出たい。出るだけじゃなくて(ACL優勝チームが出場できる)クラブW杯でも勝ちたい」と闘志を燃やしているという。

 対するF東京はクラブ史上初の決勝進出へ向け“筑波大コンビ”が先発2トップを務めそうだ。29日の東京中日スポーツによると、FW平山相太の相棒にはFW大黒将志ではなく、FW鈴木達也が指名された模様。大学時代もコンビを組んだ2人だが、大一番でそのコンビネーションを活用する。国見高時代から国立で13試合19得点と相性がいい平山は「自分たちの歴史をつくるチャンス。いい結果で終わりたい」と鹿島撃破に気合十分のようだ。

(文 近藤安弘)

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