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[大学女子選手権]早稲田大が武蔵丘短大を下し、連覇達成!!

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[1.5 全日本大学女子サッカー選手権 早稲田大4-1武蔵丘短大 国立]

 早稲田大が連覇達成! 第19回全日本大学女子サッカー選手権大会の決勝が5日に東京・国立競技場で行われ、早稲田大(関東1)と武蔵丘短期大(関東2)が激突。4-1で早稲田大が勝利を飾り、2年連続で女王の座に輝いた。

 立ち上がりから早稲田大が圧倒した。まずは前半3分、MF小野瞳(4年=聖和学園高)のパスをPA内左で受けたFW原一歩(4年=富士見FCガイア)がダイレクトで放ったシュートはゴールネットを揺らし、早々と先制点を決めた。勢いは止まらず、同6分にはゴール前混戦からのこぼれ球にFW有町紗也香(4年=福井工業大附福井高)がつめて追加点を押し込んだ。

 さらに前半41分には原が約20mの距離から弾丸の右足ミドルシュートを沈め、3点のリードに成功。この日、自身2得点目となるゴールで大きく相手を突き放した。

 3-0と大量リードで迎えた後半も攻撃の手は緩まない。後半12分にはFW大滝麻未(3年=横須賀シーガルズ)が華麗なターンから左足でダメを押す4点目を決めた。同20分には、相手の右クロスからOGで1点を献上したが、その後も攻め込み続けた早稲田大が勝利。05年度、09年度に続く3度目の優勝を飾った。

 一方、04年大会以来6大会ぶりの決勝進出を果たした武蔵丘短大だったが、この日はゴールが遠かった。今大会の地域予選では早稲田大相手に1-2で敗戦したものの、1点を奪っていたが、決勝の舞台では沈黙。後半にはカウンターから幾度か見せ場を作ったが、シュートまで持ち込むことができなかった。

 準優勝に泣いた武蔵丘短期大だが、短大のために2年制。二学年だけで編成されたチームでここまで勝ち上がってきたことは、選手たちにとって大きな自信となっているはずだ。全日本大学女子のタイトル獲得校は、これまで日本体育大、大阪体育大、早稲田大の3校だけとなっている。来季こそは初優勝を成し遂げたい。

(取材・文 片岡涼)

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